A型事業所の閉鎖が全国で広まっている。なぜA型事業所は閉鎖しなくてはいけなくなったか?

2019年9月25日

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ギータ

A型事業所の閉鎖が続いているんだね!
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マッチ

実は、現実にはA型事業所だけでなく、B型事業所の閉鎖もすごく多いんだ!
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ギータ

なんで、A型事業所やB型事業所は閉鎖していってしまうの?
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マッチ

じゃあ、総合的にこのA型事業所がなんで閉鎖していってしまうのかを、しっかり解説してみようか!

A型事業所の運営には「税金」が使われている

A型事業所の閉鎖問題に必ずぶち当たるのが、この「A型事業所」には税金が投入されているというところから始まります。

市区町村がA型事業所に直接渡すのではなく、利用者(働いている人)の持っている「A型受給者証」に対して、大体ではあるものの、月に10万円~15万円の給付金を渡しています。

でも不思議ですよね、税金を投入されて、利用者も経済活動で儲けを出しているわけです。お金は相当にあるんじゃないですか?なんで、A型事業所がこんなに閉鎖されてしまうのでしょうか?

ちょっと話を脱線させます。というのも、こういった給付の仕方を「間接給付」とでもいうのでしょうか?最たる例がありますので、紹介してみたいと思います。

日本テレビの「愛は地球を救う」 地球を救うかもしれないが、障がい者は一切救わない

日本テレビに24時間テレビで「愛は地球を救う」という番組を、毎年夏に行います。

ここで集められる寄付金を、日テレはある程度公表しますが、なんかよくわからないことに使っています。

障がい者施設への寄付

すごい偽善的で、吐き気を覚えますが、筆者が昔働いていた居酒屋では、レジの横に置いてある寄付箱の寄付金をこんな風に「店長」が使っていました。

ピンハネして、みんなで飲みにいく!

正直何に使われているのかは、謎に包まれています。

私は「間接的に給付しているなり、間接的に寄付している」といいました。

日テレが、いくら障がい者施設に寄付しても、障がい者当事者には1円たりとも入ってくることはありません。これが、日テレは超偽善的であると断言できる理由です。

これを解消するためには、日テレは「障がい者全員(500万人以上いるのかな?)に、寄付金を山分けするしかありません。一人当たりの金額は少なそうですが、障がい者支援をしたいならば(本気で)こうするしかないと考えています。

つまり、日テレが「障がい者施設」に間接的に、障がい者に良かれと思って寄付しても、障がい者にとってみたら、「ありがた迷惑」にしかなりません。

これが「間接的な給付」と言われるものです。つまり、A型で働いている人には、市区町村から税金が使われているといっても、なんのメリットを受けることもないのです。

1つ疑問が浮かびます。給付された税金を給料には使えないのか?これがA型事業所を潰しまくっている元凶です。

厚生労働省の致命的なミス。税金をA型事業所の利用者に配分できない!給料に転嫁できない!

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まごキチ先輩

税金って障がい者を守るために使われるものではないの?
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マッチ

実は、そこのところを政府が大きなミスをして、大変なことになってしまったのです。
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ギータ

どんなミスをしたの?A型事業所が閉鎖に追い込まれていまくっているのは、政府の責任なの?
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マッチ

そこの辺りを、みっちり説明してみたいと思います!

安倍政権の「経済最優先」政策に見事に障がい者が犠牲になった

安倍っていう総理大臣は、「経済!経済!」言ってましたよね!?(多分、今も言っている!)

そう、このあたりの問題が複雑に入り乱れて、多くのA型事業所が閉鎖に追い込まれます。

昔話にもなりましたが、障がい者のA型利用率はすごく高かったのですが、後述しますが「給料は自分で稼げ!」政策によって、かなりのA型事業所が致命的なダメージを受けます。

安倍政権の障がい者を経済政策のえさにするとは、どういうことなのか?

中小企業の経済対策に障がい者が利用された

まず前提ですが、中小企業は「余分な人件費を持っていない」ここから始まります。(つまり、カツカツな経営状況なわけですね!)

コア業務ではないもの、例えば、ゴムのバリ取り、チューブを測るなどなど、利益率の極端に悪い業務を、外注費のめちゃくちゃ安い「A型事業所」に丸投げします。(場合によってはB型事業所にも投げている)

これをやる効果として、中小企業は「余分な正社員がいらない、余分なアルバイトがいらない」と、人件費が削ることができます。

まさに、いいことづくめなのです。そして、そのしわ寄せは全て「障がい者」が被ります。A型事業所も甚大な被害を出し続けながら、経営していくことを迫られていきます。

A型事業所は税金を使って運営しているので外注費を抑えても大丈夫だろう!と政治家は考えた

残念ながら、目測は見事に外れます。

確かに、中小企業の外注費だけは抑えることができました。

しかし、見えないところでA型事業所やB型事業所はダメージを受け続けます。

外注費が抑えられたことで、肝心な工賃が確保できなくなってきたのです。

「安いから使っちゃえ!」と、中小企業の経営者は障がい者に無理難題を押し付けました。

つまり、経済団体と安倍政権が、見事に福祉基盤を崩壊させた例です。

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ギータ

経済団体と政府が一体となって、「A型事業所」を潰しにかかったわけなのかな?
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マッチ

実は、わざとやっているわけではなくて、結果的に「A型事業所」を閉鎖に追い込む原因になったんだ!
根っこはかなり深いところにあって、中小企業経済対策で行われた政策が、結果として障がい者の雇用の根本を揺るがしてしまったんだよ!

これに加え、厚生労働省はトドメを刺しに来ます。何が起きたのか?

福祉基盤を崩壊させた厚生労働省の魔の通達!「税金を給料に使うな!」

この、厚生労働省の魔の通達によって、A型事業所は「潰すしかない」という決断を迫られます。

B型事業所は、最低賃金制ではないため(そもそも、雇用契約を結んでいないため)ギリギリ難を逃れました。

A型事業所に通っていた多くの障がい者が職を奪われました。路頭に迷ったかもしれません。

そう、各市区町村から給付される税金は「給料」に使うことが、不可能になりました。

よって、A型事業所で働く障がい者は、給料を自力で稼げ!と言いつけられます。

被害者は、障がい者だけではありませんでした。A型事業所も被害者となりました。

もともと、安い下請け料金で、中小企業に買いたたかれていたA型事業所に、もう余分な力は残っていません。

そして、全国で大量のA型事業所閉鎖が起きます。

これはだれの責任か?と問われると、間違いなく「経済団体と政府の責任」と返すしかありません。

そう、安倍総理は障がい者から職を奪っても、「経済最優先」とか言っているのです。

経済最優先とか憲法改正とか、わけわかんないこと言ってるヒマあったら、雇用対策ちゃんとしろよ!

これが、この記事のまとめになります。

現安倍政権に潰された多くの「障がい者」はどこに行き、どこに向かうのでしょうか!

A型事業所閉鎖というキーワードを見つけました。多くは、「障がい者に問題がある」と考えられがちですが、筆者は一瞬で「経済団体と政府の連携した謀略だ!」と感じました。

このA型事業所の全国で起きた「大量閉鎖」ですが、ほぼ希望をもって語られる話ではありません。

なぜなら、「まだ障がい者雇用体制がしっかり整っていないよ!」というときに、職業の選択肢として、「A型事業所行けない」では、お話にならないのです。

先日、国家公務員の障がい者限定試験が行われました。

2019年3月の採用実績に対して、約3割の障がい者は4月末のゴールデンウィークを待たずに、辞めています。こんな、国家が主催していることに対しても、このありさまです。民間なんかに期待できませんよ!

障がい者の就職エージェントに電話してみましたが、健常者よりも全然体制が整ていない。こんなのでいいのでしょうか?

ただ、唯一希望はいつもあります。これからのトレンドをお示しして、記事を締めくくりたいと思います。

究極の人手不足。そこにこそ「障がい者雇用」が入り込むすきはある

実感はあります。すごい人手不足です。2019年10月に消費税が上がります。

しかし、人手不足は続くでしょう。

このブログメディアには、「企業の障がい者活用方法が、大量に書かれています」真似すればええやん!と思います。

できないのであれば、企業の怠慢です。国家公務員は怠慢を暴露させました。

A型事業所が閉鎖されまくっている今こそ、優秀な障がい者を採用できるチャンスじゃないのですか?

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まごキチ先輩

がんばれ企業!優秀な障がい者があふれているぞ!
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マッチ

安倍政権の批判を一部しましたが、基本的に応援しています。
色々な経済政策は、成功していなくても一定の評価は受けていいんじゃないでしょうか?
オリンピック・パラリンピックの成功をお祈りしています!

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マッチ

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